ドミトリーを利用したい。旅先での安全確保・盗難対策のポイント

ドミトリ-

ドミトリーとホテルの違い

旅の良し悪しは、宿泊施設の良し悪しで決まるといっても過言ではありません。ホテル,ゲストハウス,ドミトリー、宿泊施設のおおまかなカテゴリーごとの特徴を把握し、旅のスタイルに合った宿選びを行いたいものです。

宿泊施設の代表格的存在なのが、ホテルです。料金や規模はピンからキリまでですが、値段やクラスに応じて手厚いサービスが受けられます。国によっては公的機関が定めた基準でランク付けがされており、3つ星ぐらいのホテルであれば 従業員が英語を話せます。

ホテルよりも安く泊まれるのが、ゲストハウスです。個人経営で、1階は旅行代理店やレストラン、2階以上の部屋を貸し出すスタイルのがところが多いです。トイレ・シャワーは部屋についている場合とそうでない場合があり、両方のタイプがある宿では 共用の部屋のほうが安い料金設定となっています。ただ、冷房やホットシャワーを使う場合は別途徴収されることがあるので、飛び込みで宿泊する場合は 事前に確認しておくことが大切です。

個室ではなくベットのみを提供するのが、ドミトリーです。1部屋4~6人ぐらいで使用することが多く、男女別のところもあれば混合のところもあります。プライベートなスペースは自分のベッドの上しかないので神経質な人には不向きかもしれませんが、印象に残る旅になること間違いなしでしょう。

ドミトリーでの安全確保・盗難対策のポイント

他の旅人と共同生活を送るドミトリーでは、荷物管理などセキュリティー対策が欠かせません。宿によっては部屋や共有スペースにロッカーが設置されていることもありますが、そうでない宿では信頼関係で成り立っています。同じ部屋の人を疑うみたいで嫌だといって一切の盗難対策をしない人も中にはいますが、実際に無くなったときのことを考えるとお勧めはできません。また、そうした旅行者と同じ部屋になった場合、逆にこちらが疑われる立場になってしまうこともあります。お互いのために、しっかり盗難対策をしておくのがマナーと言えるでしょう。

他の宿泊客に「私は盗難対策に力を入れていますよ」と、態度で示すことが大切です。こうすることで窃盗犯はあなたを対象から除外します。盗難対策としては、チェーンロックや南京錠をかけておくのが基本ですが、貴重品を身に着けた状態で就寝することも大切です。小さな袋に入れて手首にかけるか首からぶら下げるなどしておけば、盗まれそうになったときに目が覚めますし、持ち主に触れないと盗れそうもないと分かれば盗る気が失せるというものです。

また、冷蔵庫に入れる場合は名前を書くなどといった安宿特有のローカルルールを守ることも必要です。そして何より、他の宿泊者とのコミュニケーションをなるべく密にしておくことが重要です。最近ではデジタルルーツの充電を巡って宿泊者同士でもめることも多いのですが、嫌われることで盗難の被害に遭う可能性が高まります。さらに、宿の従業員が窃盗犯のこともあるので、他の宿泊者が部屋にいれば安心というものでしょう。

旅の初心者は日本人宿からチャレンジしてみよう

宿選びの基準は旅行者によって異なりますが、語学に自信のない方なら 日本人宿という選択肢もあります。日本人が 日本人旅行者向けに経営している宿で、宿によって雰囲気は異なりますが、予約から何まで全て日本語でできます。もちろん、あちらこちらにあり、中南米など日系人の多い地域では 日本人宿を辿るだけで旅が成り立ってしまうぐらいです。『地球の歩き方』などガイドブックに広告が出ていることが多いので、探してみるといいでしょう。

日本人宿の業態としては、個室主体のところもあればドミトリー主体のところもあります。通常のドミトリーだと、宿の中での公用語は英語となることがほとんどで、英語が苦手だとコミュニケーションが取れず蚊帳の外になってしまいがちです。日本人宿だとそのような心配はありません。また、ドミトリーでは旅人同士が一時的に共同生活を送ることになりますが、他の宿泊者が習慣の同じ日本人だけなら共同生活もしやすいというものです。

「主」や「長老」などと呼ばれる長期滞在者がウザいとして敬遠する人もいますが、ドミトリーにハマると「これこそが旅だ」と言えるほど楽しい思い出ができます。ドミトリーは、一度は試してもらいたい宿泊施設。初心者なら、日本人宿からトライするのも一つの方法です。

宿でのコミュニケーションの図り方と注意点

誰も知り合いのいない街に行くのはとてもワクワクしますが、一方で心細さもあります。そんな中で心の拠り所となるのが、一時の帰る場所である滞在先の宿です。宿に着くとスタッフに話しかけるのですが、地元の人しか知らない穴場レストランや 行ってはいけない危険地域など、地図を広げて親切に説明してくれます。また、複数人の相部屋であるドミトリーに泊まれば、他の旅人との交流を楽しめるので 一人旅でも寂しさはありません。

とはいっても、シャイな日本人ですから、初めに名前と出身国を述べたあとは なかなか自分から声を掛けられなかったりもします。幸い「日本語を教えて」「漢字ってカッコいいよね」と話しかけてくれる外国人もいたのですが、容易にコミュニケーションを図れるのがキッチンです。節約のため自炊を始めたのですが、日本食は人気が高いらしく「何を作っているの?」と様子を見にくる外国人は少なくありませんでした。味見をさせてあげたり、おにぎりを一緒に握ったりして、すぐに仲良くなります。さらに、一人一品ずつ作ってテーブルを囲み各国の料理を食べる なんてことがあれば、ぐっと距離が近づき 「明日は一緒に観光しよう」なんてことも。

ただ、共同生活だからこそのトラブルもありました。私の知り合いは宿でパンツの盗難に遭ってしまったこともあります。たとえ女性専用の宿泊施設だからといって油断は禁物です。少しオーバーなスキンシップで妙な親切さの美女には念のため警戒しておいた方が良いでしょう。当然ですが、貴重品は常に携帯しておくことが必須です。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。