海外旅行の両替はどこでする?もう損したくない!ベスト両替術

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海外旅行へ行くときの両替、どうしていますか? いくら持っていきますか? そして、使い切れずに余ってしまった紙幣やコインの行方は?

航空券やホテルは1円でも安いところを選ぶのに、両替にはそれほど気を使わないという人、少なくないのでは。でも、両替のタイミング次第では平気でレストランのランチ代ぐらい違ってしまうんですから無頓着ではもったいないですよね。

なるべく損をしない、そして安全な両替方法を選んで、その分、ショッピングや食事に費やしましょう。

場所によって異なる手数料、両替はどこでする?

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日本円を外貨に両替するときは必ず手数料が発生します。両替所で“1米ドル108.38円”などと掲示された数字を目にしますよね。ここにはすでに、たとえば米ドルなら1米ドルあたり2~3円、ユーロなら1ユーロ4~6円ぐらいの手数料が加算されているんです。

両替手数料が1ユーロあたり4円としても、500ユーロ用意しようとすれば、それだけで2000円の手数料がとられてしまうわけですから、なかなかの金額。手数料が、両替するところによって違うとなれば、“FXが断然お得”“銀行は割高”などといった比較記事が出るのももっともなこと。

実際、FXや金券ショップは、銀行や空港内の両替所などと比べて手数料は低めです。とはいえ、FXの場合はわざわざ口座を開設しなければならないですし、金券ショップも小額紙幣が少ないなど、いろいろデメリットもあります。

ですから旅慣れていない人や、たまにしか海外に出向かない人は、あまり神経質にならず銀行の外貨両替コーナーや外貨両替専門店、空港の両替所などで両替しておくのがいいのではないでしょうか。

銀行による手数料の違いはそれほど大きくありません。ただ、出発まで時間がある場合、レートをチェックするのはひとつの方法です。近年の為替相場は乱高下が激しいですから、なるべく円高になったタイミングを見計らって両替をしたいもの。持参する額が大きければなおさらです。

旅先で両替するのは有効?

現地での両替はどうでしょうか。これも大抵の場合は、あまりおすすめできません。特に、米ドルやユーロは日本で両替するよりさらに手数料が高いですから、必要な現金はすべて日本で両替していくようにしましょう。

日本より手数料が安い新興国にしても空港の両替所は割高なことが多いですから、空港からの移動にかかる料金など、ある程度は日本で両替していったほうがベター。

ただし、韓国は例外。仁川であれ、金浦であれ、現地に到着してから空港で両替するほうが割安。両替所もすぐに見つかりますし日本語が通じる窓口も多いですから初めて訪れる人でもそれほど心配いりません。

紙幣はきちんと指定することが肝心

手数料ばかりにこだわるのではなく、豊富な紙幣、金種を揃えている両替所を選ぶことも大事です。日本でもっとも高額な紙幣は1万円札で、これは当たり前のように使われていますよね。コンビニで買い物をする時、1万円札を出してもちゃんとお釣りをくれます。

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でも海外では事情が違います。たとえばユーロ。紙幣は、500、200、100、50、20、10、5と7種類ありますが、高額な買い物はほとんどカードで支払われるので100ユーロ以上の高額紙幣は現地ではあまり使われていません。

観光地やホテルなどでは大丈夫かもしれませんが、タクシーはもちろん、カフェや小さな店で100ユーロ札を出すと断られてしまうこともしばしば。米ドルの100ドル札も同じで受け取ってもらえるにしても、ニセ札かどうか入念に調べられてしまうハメに。

100ユーロなら50ユーロ2枚ではなく、20ユーロ5枚のほうが圧倒的に使い勝手がいいんです。銀行には、最近、両替のATMも登場していますが金種が決まったパックになってしまっているので、できれば窓口で金種を指定して両替したいもの。外貨両替専門店であっても20ユーロ札などは不足していることもあるので事前に確認しておきましょう。

余ってしまった外貨、もう困らない!?

楽しかった旅もいよいよ終わり。飛行機に乗って帰路につくだけなのに小額紙幣や硬貨が残ってしまい、空港内のショップで使い切ろうと腐心すること多いですよね。

ある程度の金額が残っていたとしても日本円に両替するとまた手数料を取られることになる。それもばかばかしいから今度行く時のためにとっておくかと、そのままになっている人、多いのではないでしょうか。

実際、ソニー銀行の調査によれば約8割の人が外貨を余らせ、その6割以上が家に持ち帰ったまま使わずタンスの肥やしになっているといいます。その額、1人平均18,000円とか。

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そんな悩みを解決してくれる待望のマシンが、2016年7月、ついに羽田空港にデビュー! それが外貨を電子マネーにチャージできる端末〈ポケットチェンジ〉です。余った紙幣や硬貨を〈ポケットチェンジ〉に入れ、SuicaやPASMOといった交通系のICカードや楽天Edyなどの電子マネーをかざすと、その時の為替レートでチャージされるというもの。

名前や電話番号、メールアドレスといった個人情報を入れる必要もまったくないので安心です。また、日本円から外貨にも両替できるので海外からの旅行者も使えるとのこと。当面は、米ドルとユーロだけだそうですが、今後、使える通貨を順次増やしていき、設置場所も拡大していくというから、余ったコインとの格闘から開放されますね。

現金の盗難を防ぐために使われていた旅行用小切手、トラベラーズチェックも廃止になりました。海外旅行ではレストランでの食事や買い物はできるだけカードを使い、あまりたくさんの現金を持ち歩かないことです。そして、安全のためにも高額は避けて小額の紙幣の準備を忘れずに。