【格安ツアー選び】たくさんあるパンフの中から一番安いパックツアーを探す方法

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“今年の夏休み、ハワイに行きたいな”。そう思って旅行会社を数店まわって集めてはみたものの、山のように積まれたパンフレットを前に途方に暮れてしまった、なんて経験ありませんか。やおら、PCを開けて検索すれば、これまた何ページも出てきてしまい思わずため息……。大切な休暇を使っての旅行、失敗しないためにはどんなツアーを選べばいいのでしょうか。

大手だから大丈夫とは限らない。旅行会社ではなく担当者で選ぶ

旅行サイトで検索すると、大手から耳慣れない会社のパックツアーまでずらりと表示され戸惑うばかり。いったいどこの会社のツアーがいいのでしょうか。残念ながら、“ここのツアーがおすすめ!”と明言できないのが正直なところ。大手だから老舗だからといって満足度が高いとは限りませんし、小さくても専門性が高く優秀なツアーを企画しているところもたくさんあります。

いま、日本には、大小1万を超える旅行会社があると言われています。観光庁のデータによる2015年度の取扱額は、1位JTB、2位HIS、3位日本旅行、4位楽天トラベル、5位阪急交通社。1位のJTBの取扱額には、JTB首都圏、JTB西日本などは入っていませんから、それらを含めたグループでの取扱額は群を抜いています。それだけ信頼感もあるわけですが、反面、スタッフの対応にもバラつきは出てしまうことも。ですから、ツアーを選ぶなら会社ではなく、担当者で。

店頭のパンフで気に入ったツアーを見つけ窓口で相談したところが、けんもほろろな対応をされたり、質問にろくに答えられないようなら楽しい旅行は期待できません。ただし、近年は、倒産する旅行会社も少なくないので大手を選べばそのリスクは回避できます。

紙一枚一色刷の簡素なパンフレット。そのツアーが一番安い

リーズナブルなツアーを探したいなら、“分厚い豪華なパンフレットではなく、紙一枚の一色刷りの簡素なもの”をチェックしましょう。旅行会社は飛行機の座席やホテルの部屋などをあらかじめ割り当ててもらっています。そのため日程が近づいてもそれらが埋まらない場合は、料金を下げてでも販売しようとします。それが、出発日が近づいて発行される簡素なパンフレットに掲載されたツアーというわけです。

同じような商品はメールでも送られてきますのでメールマガジンに登録しておくのもひとつの方法ですね。ただし、ドーンと大きく書かれた料金だけで判断するのは早計。パンフレットには大抵、最も安い料金が記載されていて、出発日によっては追加料金が発生する場合もあります。飛行機の燃油サーチャージ込みか、空港~ホテル間の送迎がついているか否かも含めて計算したうえで判断しましょう。

格安なのにはワケがある!格安ツアーの選び方とチェックポイント

格安ツアーが“格安”なのには理由があります。飛行機なら出発時間帯の悪さ、LCC利用、乗り継ぎや成田発着便、ホテルならクラスや立地の悪さです。ちょうどいい時間帯に羽田から出発するレガシーキャリアを利用した格安ツアーなんてそうそうお目にかかれません。譲れないところを決めたらそれ以外には目をつぶってリーズナブルなツアーを選びましょう。

たとえば、ソウルや台湾、香港といったアジアへの旅行は、多くの場合、旅程が短いですから出発着の時間帯は必ずチェックしておきたいところですよね。一方で羽田発着にはそれほどこだわらなくてもいいかもしれません。最近はLCCバスもひんぱんに走っていますので成田発着でもそれほど不便さ遠さを感じません。

ホテルはリゾート地か都市部かで変わってきます。格安ツアーのホテルは多くの場合、立地がいまひとつ。街歩きをしたい都市への旅なら追加料金を払ってでもアクセスのよいホテルにアップグレードすることをおすすめします。アクセスが良ければ買い物した荷物を置きに戻ったり、レストランに行く前に着替えに戻ったりできるので、まわれるスポットがグッと増えます。また、空港とホテル間の送迎が付いているかどうかもチェックしてください。格安ツアーだとついていないことも多々。ホテルの場所が不便だったり到着時間が夜遅くなる場合などはつけてもらったほうが無難です。

最少催行人員は少ないほどおすすめ

旅程に観光が組み込まれたツアーなら、どのように回るのかも大切。バスからは降りるものの、中には入らず外から見るだけなんてケースもあります。下手をすればバスの窓から見るだけなんてことも。もし、どうしても行っておきたい観光スポットが組み込まれていたら事前に確認しておきましょう。

ちなみに行きたくないところにも行かなくちゃいけないのも格安ツアーの定め!? 一刻も早く観光したいのに土産物店や免税店に連れていかれてしまうことありますよね。でも、そうしたお店からお金をもらっているからこそツアーが安くなっているのですからそこは目をつぶらざるを得ません。

最後に旅程の欄外に記された〈最少催行人員〉も見ておきましょう。2名など少人数が記載されているツアーなら人数が集まらなくてキャンセルになる確率は低いですし、なによりバスにすし詰めにされて移動する団体旅行というリスクも減りますから。

旅行会社のツアーは大きく2つに分かれます。観光から食事まで旅程がくまなく決まっていて出発地の空港から現地まで添乗員が同行するツアー。そして、もうひとつが航空券とホテルだけが決まっている個人旅行に近いツアーです。前者の場合ならいいですが、後者の、特に格安ツアーの場合は、“旅行会社にお願いしたから安心”とたかをくくらずしっかりチェックしましょう。