海外初心者は危険?Airbnb民泊サービスのトラブル事例と対処法

Airbnb

民泊サービスのAirbnbをご存知ですか?
ホスト(貸主)がゲスト(借主)と契約し、家や部屋などをホストが設定した価格でゲストに提供し宿泊させるサービスのことです。宿泊代の高い海外都市部で主に利用されており、安い価格で宿泊することができるのが魅力ですが同時にトラブルも多く様々なリスクが考えられます。今回はそんなAirbnbのトラブル事例と安全に利用できるための方法についてご紹介いたします。

Airbnbを利用するメリット

民泊サービスのAirbnbは、基本的に現地の民家や集合住宅などを貸し出すサービスです。都市部ではホテル代などが非常に高いため、安く旅行する手段として利用されており、現在190か国80万以上の宿が登録されています。

このAirbnbを利用する一番のメリットは、とにかく「安い」ことです。都市部でまともにホテルなどを利用して宿泊すると、簡単に航空機代を上回ってしまうこともありますが、Airbnbの民泊サービスならばその費用を非常に安く済ませることができるのです。

例えばロンドンで宿泊する場合、比較的設備の良いホテルに泊まろうと思うと約2万円程度の宿泊代がかかります。ところが、Airbnbに登録されている民家などを確認すると中心部でも1万円以下の物件が多数存在します。中には3千円、4千円代というお値打ちなシェアルームもあり宿泊代を抑えたい旅行者にとっては注目のシステムですね。

また「宿」として登録されているのは一般的な民家だけでなく、ツリーハウスやお城、島そのものなど、非常にユニークな物件があるのも特徴です。メリットだけを見れば非常に魅力的なサービスなのですが・・・

実際に起こったニューヨークでのトラブル事例

このように一見魅力的な民泊サービスであるAirbnbですが、貸し出す側はあくまで「個人」のホスト。正式な宿泊施設を提供する企業ではないので、あらゆるトラブル事例が存在します。

実際にニューヨークのあるホストの宿へ、Airbnbを利用して宿泊してみたところ、様々なトラブルが起こってしまいました。まず現地に行く前、Airbnbの予約確認画面にて英文でオートロックの解除方法などの説明文が書かれているのですが、これをしっかりと読んでおかないと宿の玄関前でカギの使い方がわからないといったハプニングが発生するので要注意。

私も実際に宿に入れないトラブルに遭遇してしまいました。同じ日に利用している他のゲストが宿の共用玄関のカギを持ったまま眠ってしまっていたのです。コールセンターに連絡してもホストに繋がらないため、深夜のニューヨークで極寒の中、寒さに震えながらひたすら待つはめに。結局宿に入ることはできず、別に手配したホテルでわずかな時間睡眠をとっただけで帰国という非常にあわただしい状態でした。

また、ネット上に掲載されている部屋の画像と、実際の部屋にずいぶん差があるなんてことも良くある話です。ネット上の画像とはかけ離れた部屋には記載されていたエアコンなどの設備はなく、薄い掛布団が一枚だけだったというトラブルも。

他にもある、Airbnbのトラブル

実際には今回のトラブル以外にも、様々なトラブル事例が報告されています。

宿泊先のホストと連絡が取れない

Airbnbを利用して宿に行ったところ、到着後ホストと一切連絡が取れない状態になってしまいました。コールセンターに連絡後、散々待たされてからようやく返答が来て、実際に宿に入れたのは到着後、数時間が経過してから。ホストが仕事で忙しく帰ることができなかった、という理由なのですが、事前に一言の連絡もないことに不満を感じてしまいました。

予約時に聞いた条件と異なっていた

物件は貸し出しの期間中、家族が旅行に行くので家にはホストである祖父母だけしかいないとのことでした。ところが旅行が急きょ取りやめになったため、家は家族全員が揃っている状態。結局寝室が使えずリビングで寝ることになり、子どもたちが騒ぐのでろくに睡眠をとれず、入浴も遠慮するハメに。

ホストの方の態度が高圧的だった

Airbnbはその土地に住む人々とコミュニケーションが取れることも魅力の一つですが、この事案はそれがアダになった典型的な例です。宿泊先の民家でホストとして迎えてくれた方は最初から高圧的で、こちらから会話をしようとしても、ぶっきらぼうな態度で相手にもされません。(黒人・アジア人に差別意識があるようなホストも欧米には目立ちます)連泊の予定だったのですが、翌朝にはやはり出て行って欲しいと言われる始末でした。予約画面にはコミュニケーションはとらない、などの注意点などは一切なく、散々な思いをしました。

Airbnbでのトラブル回避術

Airbnbは海外旅行初心者にはまだまだ敷居が高く、利用しづらい状態です。決して、日本の宿泊施設のような設備や対応を求めてはいけません。現状ではトラブルも含めて現地の人とのコミュニケーションを楽しむことが旅の醍醐味と感じている人が利用するものでしょう。

Airbnbをトラブルなく利用するためには、「掲載されている画像と差異はないか」「宿泊の際に気を付ける行動はないか」など、トラブルを未然に防ぐために、できる限りの情報を集めておくことが無難です。

また、実際に泊まった人のレビューだけでは、情報が古かったり国籍の違いによる感覚の相違もあるので、様々なサイトやレビューを確認し、万全の状態であるか、自分が求めている宿と違わないかを、徹底的に調査した上での利用が好ましいといえます。