海外旅行ガイド本のおすすめは?やっぱり「地球の歩き方」?

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パリやロンドン、ニューヨーク、ハワイといった人気都市のガイドブック、何を基準に選んでいますか? 

珍しい国や秘境のガイド本は、そもそも選択の余地があまりないので悩むことは少ないけれど、人気エリアのものは紙の書籍やムック、最近では電子版も登場して百花繚乱。本屋でパラパラとページを繰るだけではどれを選んでいいのやら決めかねてしまう人も多いのではないでしょうか。

もちろん、トリップアドバイザーなどのネット情報も役立ちますがどうしても散漫になりがち。初めて訪れる場合は情報が集約されたガイド本は用意したいところです。そこで、初心者におすすめのガイド本の選び方を。

情報量で選ぶなら、やっぱり「地球の歩き方」

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ひとり旅や個人旅行をする人がここまで増えたのはこの本があったから、と言っても過言ではありません。そう、海外旅行ガイド本の横綱「地球の歩き方」です。

1979年創刊のこのガイド本は主要な観光地の紹介だけでなく移動手段や宿泊施設・レストランまで情報を網羅していてインターネットで情報収集ができるようになるまではまさに個人旅行者やバックパッカーのバイブルでした。旅先で日本人旅行者の姿を見かけると必ず片手には使い込んだ「地球の歩き方」が握られていたものです。その情報量の豊富さは現在でも変わっていませんから、初めての国や都市を旅するなら情報の漏れが少ないこの本を選ぶのがおすすめです。

購入する際は奥付をチェックして情報が更新されているであろう改訂年月日が新しいものを選ぶようにしましょう。また、公式ホームページを訪れると世界各地の特派員によるブログを見ることもできますので出発前に訪れる都市のブログをチェックして最新の情報を収集しておくのもいいですね。

ガイド本を携帯するなら電子版より書籍!その理由は・・・

情報量が多ければページ数が増えるのは自明の理。「地球の歩き方」の難点はなんといってもかさばること、そして重いこと。勢い、電子書籍版を選んでしまいそうになりますが、やはりおすすめは紙の書籍です。

スマートフォンひとつなら仕方がないとしても、海外の、特に大都市の街中でiPadやiPad miniを出して読むのは、“iPad、持ってますよ~”とタダで教えてあげているようなもの。特に、女性同志や女性のひとり旅の場合は盗難のリスクが伴うのでおすすめできません。

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そもそもiPadにしたところでずっと持ち歩いていれば重いと感じます。どうしても重さが気になるなら情報量は削られてしまいますが「地球の歩き方」のミニサイズ本「aruco」にするか、ちょっとお行儀は悪いですがエリア別にバラして持ち歩くなど工夫しましょう。

雑誌のトラベル特集で最新情報を入手しておこう

137618_o「地球の歩き方」は広く情報を網羅したガイド本なのでショッピングやグルメのスポットはどうしても旅行者に人気の定番店に偏りがち。たとえ改訂版を購入したとしても最新の情報となると薄くなってしまうのは仕方のないこと。もし、初めての旅でも最新のトレンドスポットを訪れたいなら雑誌の特集も合わせて手に入れておきましょう。

たとえば、パリなら「フィガロジャポン」が有名なところ。毎年、必ずといっていいほどパリ特集があるので情報はつねに更新されていて現地で話題のショップやスポット、できたてほやほやのレストランやカフェは必ずといっていいほどフォローしています。

ほかにも「クレア」や「Frau」、「Hanako」といった女性誌の、特にハワイや台湾、ソウルなどの特集、「BRUTUS」や「POPEYE」のニューヨーク特集などもホットな情報を入手したいなら使えると思います。綴じ込みでマップがついていることも多いので街歩きには重宝します。

本と雑誌の二刀流で、定番から最新情報まで網羅

雑誌の特集の場合、編集担当者やライターがたくさんのガイド本をチェックしたうえで現地のコーディネーターと情報をすり合わせ。それらに載っていないレアな情報や最新スポットをメインに掲載するケースが大半。だからこそ最新情報が豊富なのですが反面、定番の観光地やレストランなどはどうしてもはずさざるを得ません。そもそもページ数も限られているうえビジュアル主体ですから仕方のないことですよね。

ですから、初めて訪れる場合は「地球の歩き方」などのガイド本と併用するのが賢い方法です。毎年のように特集が組まれている場合はそれらをまとめたムック本が出ていることも多いのでそれを持参するのもいいかもしれませんね。ただし、腕のあるカメラマンが撮影していることが多いので実物以上にきれいだったり、おいしそうに映っている場合も多いので、それは頭の片隅に入れておきましょう。

また、特集でセレクトされているレストランやショップが気に入ったらスタッフクレジットでコーディネーターの名前をチェックしてみるのもひとつの方法。コーディネーターは、ブログをやっている人も多いので雑誌には載らなかった情報や新しい情報が入手できるかもしれません。

国内の旅なら、リージョナルマガジンも有効

meets国内旅行の時は目的地に着いたらインフォメーションを訪れるついでに書店にも寄ってみましょう。

主要な観光都市の場合、新幹線の駅近くや空港に書店があることが多くその地の観光ガイドが置かれたコーナーがあります。日本全国どこの書店でも手に入るおなじみの出版社のガイド本もありますが、それだけでなく地元の出版社によるガイド本やリージョナルマガジンが置かれています。

たとえば、関西圏の「Meets Regional」あたりが有名でしょうか。トレンドスポットやニューオープンのレストランなどが載っているだけでなく、その土地のカラーが伝わってきてなかなか面白いのでガイド本と合わせて活用しましょう。

旅を有意義なものにするには情報収集はとても大切。とはいえ、ガイド本や雑誌に載っていない、ふらっと立ち寄った喫茶店の居心地が良かったり、街並みが美しかったり、という発見も旅の楽しみのひとつ。情報はそれに縛られ過ぎず上手に使いたいものですね。